巨人は9/16からの5連戦を残念ながら2勝3敗と負け越し、DeNAとのゲーム差は
0ながら勝率で僅かに下回り4位となっています。
そして、2位阪神を巨人・DeNAが5ゲーム差で追う展開となっています。
当然、残りの試合も少なくなり、2位は阪神が有利であることは間違いないのですが、
それぞれの対戦相手を見てみると決して阪神も油断できません。
9/20の試合開始前の球団別残り試合は、
上記のようになっていますが、最も気になるのが阪神とDeNAが5試合を残している
ということです。
巨人が3位狙いであれば阪神がDeNAに大きく勝ち越すことで、直接対決が終了して
いるDeNAの負け数を増やしてほしいと思うのですが、まだ2位の可能性がある限り
は阪神がDeNAに大きく負け越し、巨人も阪神との残り2試合に勝利すれば三つ巴の
面白い展開になることも考えられます。
そこで、阪神が仮に巨人に0勝2敗、DeNAに1勝4敗、残りの4試合を2勝2敗と
いう成績で終了したとすると74勝66敗3分、勝率.5286となります。
では、巨人が阪神に追いつくには残り9試合を7勝2敗とし、阪神と74勝66敗3分
の同率になることです。
前回の記事でも述べましたが、セリーグで同率球団が2球団以上の場合は以下の順で決
まります。
1.球団の中で勝利数が多い球団を上位とする。
2.シーズン中の当該球団における対戦勝率が高い球団を上位とする。
3.前年度の順位が上の球団を上位とする。
1の勝利数は74勝で同数ですから、2の当該球団における対戦勝率では既に勝ち超し
ている巨人が上位となります。
次にDeNAですが、巨人と阪神を上回るためには阪神に4勝1敗と勝ち越し、残り5
試合を4勝1敗とすると74勝65敗4分、勝率.5324となり2位となります。
阪神が残り11試合を3勝8敗と大きく負け越したとしても、巨人は7勝2敗、DeNA
は8勝2敗が必要となりますので、阪神との直接対決が2球団で7試合あるとはいえ、
やはり阪神が有利です。
ただ阪神が2位を死守した場合、クライマックスシリーズのことを考えると3位が巨人
なのかDeNAなのかが非常に気になると思います。
今シーズンの対戦成績をみると、阪神はDeNAに13勝7敗と分が良いのですが、巨
人には8勝13敗2分と分が悪いため、3位はDeNAになって欲しいはずです。
DeNAとの5試合を大きく勝ち越して2位死守となった場合、巨人が3位になる可能
性が高くなりますし、大きく負け越せば2位も危うくなり、3球団での三つ巴の可能性
が出てきます。
ということは、セリーグの2~4位争いは阪神の戦い方がカギとなってくるようです。
では、今日はこれにて失礼します。
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