昨日、日本シリーズ第3戦が行なわれ、日本ハムの大谷選手が10回裏に右前サヨナラ安
打を放ち、対戦成績は広島の2勝1敗となりました。
そこで昨日の試合を私なりに検証してみましたが、8回と10回の大谷選手に対する広島
の采配に気になる点がありました。
まずは2-1で広島が1点リードの8回裏2死ランナー2塁で大谷選手に打順が回って
きた場面ですが、それまで3打数2安打の大谷選手を歩かせ、3打数0安打の中田選手
と勝負しました。
左翼手のややまずい守備もあり二塁打を打たれ2-3と逆転されましたが、あの場面は
大谷選手と勝負のほうが良かったのでは?と私は思います。
テレビ中継で解説者が歩かせると逆転のランナーになると言っていましたが、まさにそ
の通りとなってしまいました。
緒方監督は先発で勝ち投手の権利があった黒田投手に勝ち星を付けさせたいという気持
ちが脳裏をよぎったのか、大谷選手と勝負して同点になることを避けたことが裏目とな
ってしまいました。
そして3-3で同点の10回裏1死ランナー2塁で大谷選手に打順が回ってきた場面です
が、ここでは大谷選手と勝負しサヨナラ安打を打たれました。
この場面では2塁のランナーが生還すれば日本ハムのサヨナラ勝ちとなるため、1塁に
ランナーがいてないなくても関係ありません。
となれば、大谷選手を歩かせて中田選手と勝負し、うまくいけばダブルプレーでこの回
は終了と考えるべきだと私は思います。
緒方監督は試合終了後、「大谷に対して(8、10回のベンチからの指示が)全部裏目に
出た」と言っていましたが、短期決戦では一瞬で流れが変わってしまうため、この敗戦
で流れが変わらなければ良いのですか。(私は広島ファンではありませんが、巨人ファ
ンのためセリーグのチームを応援しています。)
広島ファンには怒られるかもしれませんが、緒方監督のこの采配は指揮官として「ボー
ンヘッド」であると、あえて言わせていただきます。
では、今日はこれにて失礼します。
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