現在、来年の3月に開かれる第4回ワールドベースボールクラシック(WBC)の強化
試合が行なわれています。
昨日はオランダとの第1戦でしたが、延長10回裏大野選手(日本ハム)の右前打で日本
代表〈侍ジャパン〉がサヨナラ勝ちを収めました。
この試合をテレビ観戦されていた方は延長に入って不思議な光景を目にした方もいると
思いますが、今回の強化試合は「10回以降の攻撃を無死一、二塁から開始。打順は9回
終了時点から引き継ぎ、先頭打者の直前の2人が走者となる。」という特別ルールが採
用されたためです。
タイブレークの10回裏の日本代表の攻撃は、
9回裏が5番の筒香選手(DeNA)で終了したため、6番の大谷選手(日本ハム)が
先頭打者、そして筒香選手が1塁走者、途中から出場した鈴木選手(広島)が2塁走者
という状況で開始されました。
大谷選手は三塁ゴロでしたが1死二、三塁となり、7番の松田選手(ソフトバンク)は
敬遠で満塁、そして途中出場の8番大野選手が右前打を放ってサヨナラ勝ちとなりまし
た。
タイブレークの目的は早期決着を目指し、延長戦で人為的に走者を置く特別ルールです
が、点の入りにくい軟式野球やソフトボールは納得できますが、硬式野球ではなんとく
違和感があります。
WBCでは第2回大会から延長13回以後のイニングで採用され、来年3月の第4回大会
でも導入が確実視されていますが。個人的にはタイブレークは廃止してほしいと願って
います。
では、今日はこれにて失礼します。
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