❝巨人❞を愛する60代のおじさんブログ

ナゴヤドームの近くに住む巨人ファンが2020年以来の優勝を願っています。

大谷選手のMVPは当然、ベストナインには?

 

昨日、プロ野球の今季の最優秀選手(MVP)の発表があり、セリーグからは広島の新

井選手パリーグからは日本ハムの大谷選手がともに初選出されました。

 

最優秀選手はその年に最も活躍した選手を表彰するものであり、レギュラーシーズンの

優勝チームから選ばれることが多くなっています。

(但し、2013年に60本の本塁打を打ったバレンティン選手のように稀有な成績や記録

 を残した場合には2位以下のチームから選ばれることがあります。)

 

そういった観点から 、大谷選手は「二刀流」で活躍し、レギュラーシーズンの優勝や日

一に貢献したことで、3位までを連記する方式のMVPの投票で、有効投票を投じた

254人のうち253人が1位票を投じるという圧倒的な高評価で受賞しました。

 

ただ、11/25に発表された「ベストナイン」で投手と指名打者で選出されたことに対し

ては異議があります。(本人に対してではありません。)

なぜなら、「ベストナイン」はシーズンで好成績を残した投手・捕手・一塁手二塁手

三塁手・外野手(+パリーグ指名打者)のポジション別に記者投票によって選出さ

れるものです。

ちなみに、今年のベストナイン」は、 

        f:id:sugisugitan:20161129223735g:plain

上記のようになっていますが、私は選ばれた選手を問題視してるのではなく、選ぶ側の

プロ野球取材歴5年以上の担当記者に問題があると思っています。

 

投手での大谷投手は規定投球回数に3イニング足りずに10勝4敗の成績ですが、ソフト

バンクの和田投手は15勝、ロッテの石川投手は14勝で最優秀防御率、どう考えても「

ストナイン和田投手か石川投手です。

 

打者としての大谷選手は323打数で打率3割2分2厘、22本塁打、67打点という成

績で規定打席に達していません。普通に考えれば、583打数で打率2割5分2厘、35

本塁打、103打点という成績の西武メヒア選手が「ベストナイン」です。

 

どう考えても投票する側のプロ野球取材歴5年以上の担当記者に異議があります。

確かに大谷選手は「二刀流」として超一流の選手ですが、ポジション別では決して飛び

抜けた成績を残していない選手をなぜ選んだのでしょうか。

おそらく、「記録」よりも「記憶」で選んだような気がします。

 

パリーグの投手が仮に来季15勝しても 「二刀流」の大谷選手がそこそこ活躍したら、

自分より低い成績でもベストナイン」に選ばれてしまうと思ったらモチベーションが

下がってしまいます。

 

大谷選手はこれまでにいなかったタイプのため、選考の基準があいまいな点があると思

いますが、今後は選手のモチベーションが下がらないような、誰もが納得できる基準

設定してもらいたいと思います。

 

では、今日はこれにて失礼します。
 
LINEスタンプ「オーマイバー!!」販売中!